無垢白木の床のお手入れ!!
吹田市のJ邸でリビングの床板が綺麗になったのことで追加工事の発生!
お施主様に喜んでいただき、玄関廻りの床板もお願いしたいと注文があり
早速とりかかります。
欅の一枚板を使用していて、何層もワックスを重ね塗りされていました。
靴下で歩くと大変滑って、お年寄りのお施主様には、危険な状態でした。
従来どおり灰汁洗いしていきます
灰汁洗い前 灰汁洗い後
白木の床のお手入れで、最適なのはやはり白木用ワックスを塗布するのが良いですが
ロウが主成分であるため、滑りやすくなるのがデメリットでして、弊社ではお勧めしません。
日常のお手入れとして、市販の白木用洗剤を用い、硬くしぼった雑巾で木の目に沿って
水拭きして下さい。水拭きのさい、汚れた水はこまめ交換しないと汚れた水分がそのまま
木肌に浸透してしまい、床板が黒ずんでしまいます。
又、お茶などの灰汁の強い水分をこぼした場合、御酢を水で薄めて塗布してみて下さい
レモン汁も効果的です。
白木本来の美しさを保つためには、何も塗布しないほうが木のためには良いのですが、
どうしても何か塗っておきたい方には、”浸透性保護材”をお勧めします。
ワックスは木の表面に塗布しますが、浸透性保護材は木に染み込ませるタイプのものです
滑る心配もなく、塗膜もないため木の呼吸も妨げません。
白木のお手入れでお困りでしたら、ご相談下さいませ。
ありがとうございました